こんにちは、Misoca開発チームの @corocn です。最近ようやくNintendo Switchとゼルダを入手できました。楽しいですね、山登り。
今回は、2017/05/23〜24 に東京で開催された、de:code 2017 に参加しましたので、気になったトピックを紹介します。
Misocaは親会社の弥生株式会社と一緒に、ブース出展していました。当日は沢山の方にお越し頂きまして、ありがとうございました。Misocaのメンバーは水色の331Tシャツを着て立っておりました。
弥生&ミソカさんでTシャツゲット!#decode17 #弥生 #Misoca pic.twitter.com/gEMtCvcW8L
— 戯画猫 (@gigacat) May 24, 2017
ノベルティーとして、タンブラーやTシャツをお渡ししていました!
全体の感想
Hololensの父、アレックス・キップマンの基調講演もあり、とにかくVRが推されてたという感想です。 Buildで発表されたfluent designもVRな未来に目を向けたデザインですね。 VR推しな3日間でしたが、私はWebアプリケーションやマネジメントの話を中心に聞いてきました。
前夜祭
前夜祭はデブサミとの共同開催でした。本編と同じ会場で開催されたのですが、裏側ではリハーサルが行われていたようで、スタッフはピリピリしているようでした。
前夜祭の基調講演は、IoTのガジェットやダンスへの応用、VRのゲームなどエンタメ系の話が中心で、1/8タチコマの実物を見ました。めっちゃ欲しい。
- 「こんな面白いプロダクト作ってるんですか!一緒に働きたいです!」みたいな流れで採用しているようで、良いな〜と思いました。
本編の事前受付ができたので、可能ならば行ったほうが良いと思いました。おかげで基調講演は1番前に座れました。
day1
DO17 セゾン情報システムズのCTO 小野氏による、伝統的SIerにおけるモダン開発への挑戦
セゾン情報システムズの小野さんのセッション。
PMジェダイ評議会を社内で設立して、問題のあるプロジェクトにジェダイを送り込んでライトセイバーでばっさばっさした話(本当)
自転車に例えて、前輪はベンチャー的、後輪はSIer的のよう。どっちも利点があるので、いい感じに融合していきたいという話でした。
余談ですが、小野さんとは以前一緒にゲーム*2をしていたので、久しぶりに会えて良かったです。
CT02 War is over : ブラウザエバンジェリスト達とWebの未来を語ろう
Microsoft, Google, Mozillaのエヴァンジェリスト達によるセッション。
戦争が終わるのかぁ。長かったなぁ。という期待を胸に聞きました。
実際、各ブラウザベンダーは足並みを揃えるようにしているようで、新機能のリリース情報は大体同じタイミングでブログが書かれるという話をしていました。
Web Components や PWA (Progressive Web Apps) の話が中心で、Polymer2.0を紹介していました。YoutubeもPolymer使って実装してあるみたい。
ちなみに「React」って単語は一言も出てこなくて、ブラウザベンダーの目指している未来がよく分かるセッションでしたね。時代はWeb Componentsだ!という感じ。実際に戦争が終わったかは謎です。
day2
MW09 TypeScript の概要と Language Server Protocol
トップゲートのわかめさんによるセッション。
- TypeScript自体は、Dart等に比べてロックインのリスクも少なそうだから採用したそうです。
- TypeScriptとBabelの比較の話が聞けるかな?と思いましたが、TypeScriptを触りだしたのがBabelが主流になる前だったようで、「良くわからない。宗教戦争だ!」でした。
生のJavaScriptにも触れていたけど、時代が追いついてない。で終わりました。
LSP(Language Protocol Server)を初めて知りました。
- LSPはエディタやIDE向けのアダプタで、エディタと言語サポートを切り離していこうぜ。という理解です。
- 実際に補完候補の終端に のemojiを出すデモを見ました。
先日、GoogleがTypeScriptの採用を発表したことで話題になりましたね。実はTSには触れたことがないので、触ってみようと思います。
MR16 Build 2017 Updates ~ Application UI Design
Microsoftの高橋忍さんによるセッション。
- Buildで発表されたfluent designの話の振り返り。抽象的な単語が多くでてきて、分かり辛かったとのこと。
- メトロデザインは「デザインが目的を達成する」というコンセプトで進めていて、フラットデザインを採用していたという話。
メトロでブルースクリーンが綺麗になりましたね(にっこり)という話が笑いを誘っていましたね。
fluent designは、2D、3D両方に適合するデザインコンセプトを持っていて、最初から3Dでの使用感を想定して作っていこうぜ!と感じています。
自分たちが提供しているサービスがどのように3Dと付き合っていくかを考える良い機会でした。
まとめ
以上、ざっくりですが気になったトピックを紹介してみました。
大きなカンファレンスに参加するのは実は初めてでしたが、新しい技術に触れたり、リアルで交流をするのは大事だなぁと思いました。来年も参加できたら嬉しいなあと思っています。
採用
Misocaでは新しい技術で世界を変えたいエンジニアを募集しています!
*1:採用人件費という単語のスコープは不明です。
*2:World of WarcraftのFarEastというギルドで遊んでいました。