木曜の夜はもくテク!

こんにちは、k0matatsuです。

突然ですが皆さんは「もくテク」をご存知ですか? もくテクは弥生株式会社が木曜日に開催しているテクノロジーを語る勉強会です。 普段は弥生株式会社のメンバーを中心としたラインナップですが、Misocaも「もくテクpowered by Misoca」として隔月で勉強会を実施しています。 今回は開催を来週に控えた第二回のもくテクpowered by Misoca登壇者からコメントを貰っているので紹介したいと思います。

Firebase Functions x puppeteer でスクレイピング入門

「定期的にweb上のデータを集計・確認したい。」という時に、スクレイピングが便利ですよね。
ただスクレイピングの実行環境を自前で整えようとすると、サーバーを借りてインフラを整備して、curlで定期実行など結構大変です。
ですが、Googleが提供するmBaasのFirebaseを使えば、スクレピングの定期実行からテキスト・画像データの集計、更に変化量によってのslack等への通知までサーバーレスで行うことができます。
しかも料金もほぼほぼ無料です。
本発表では、自分用に作っていたスクレイピングプログラムを通して、Firebaseリソースでスクレイピングの実行方法、やってみてわかった利点、欠点、注意事項などを紹介します。

テスト戦略の考え方

少し前に「画像を使ったテストでリリースサイクルをあげる」というブログを書きましたが、そこから視点をさらに高くして製品に対しどのようにテストを行うかというテスト戦略の考え方について話したいと思います。
主に私の携わっているモバイルやAndroidを中心とした話になりますが、取り扱うのは考え方なので他のプラットフォームでも参考にしていただけるのではないかと思います。
もちろんプロダクトによって最適なテスト戦略は異なりますので、皆さんのこだわりのテスト戦略についても発表後やコメントなどで教えていただけると嬉しいです。

Feature Flagを利用したリリース戦略

アジャイルのプラクティスに「ビッグバンリリースを避ける」というものがあります。
これは、コードの変更量が大きいほど問題があった場合の特定が難しくなること、変更の衝突が起こりやすくなること、など様々な問題を孕んでいるためです。
一方で、ひとまとまりの開発が終わるまではリリースできない、といったプロジェクトもあるのではないでしょうか。
こうしたプロジェクトでも細かく機能をリリースしていくための戦略として、機能フラグ(FeatureFlag)を使う方法が知られています。
機能フラグを使うことによって、一部のユーザにのみ機能を公開したり、デプロイを伴わず任意のタイミングで機能を公開するなど、柔軟な制御を行うことが可能になります。
本発表では、FeatureFlagの基本的な考え方を解説した上で、Misocaでの実用例を紹介します。
なお、本発表の内容はRailsDM 2019でのujihisa氏のセッションA-7 雑に強い影響を受けています。

勉強会について

いかがでしたでしょうか?
内容が多岐に渡るのでどれかひとつは気になるトークがあったのではないでしょうか?
もくテクpowered by Misoca #2 は 8/8(木)19:00に開催します。
イベントの詳細な情報はconnpassのページをご確認ください。

運営の都合で今回は名古屋会場・YouTube会場は無しになります。
次回はYouTube会場も復活したいなと思っていますが、今回は各会場でお会いしましょう。

Misocaではプロダクトだけでなく自分自身を成長させるのも好きなエンジニアを募集しています。

recruit.misoca.jp